RareTECH(レアテック)は、2年間という長期の学習期間で「希少型エンジニア」の育成を掲げるスクールです。受講料は132万円と、この記事で扱うスクールの中でも高額な部類に入りますが、給付金を適用すると実質26万円台まで下がるとされています。この記事では、公式サイトで確認できる情報をもとに、料金・カリキュラム・挫折しやすいポイントを整理しました(2026年9月確認)。
RareTECHはどんなスクールか
運営会社と開校時期
運営会社はvar, Inc.で、2020年に設立されています。他のスクールの多くが数ヶ月単位のコース設計であるのに対し、RareTECHは2年間という長期のカリキュラムを組んでいる点が大きな特徴です。
学べる言語とコースの種類
公式サイトでは特定の言語名を前面に出すのではなく、基礎概念の習得と、AIが書いたコードを評価できる人材の育成に重点を置いていることが説明されています。生成AIの普及によってコードを書く作業そのものよりも、書かれたコードの妥当性を判断する力が重要になるという考え方に基づいたカリキュラム設計です。
オンラインか通学か、学習の進め方
公式サイトには学習形式(オンラインか通学か)が明記されておらず、詳細は無料カウンセリングで確認する必要があります。2年間という長期のプログラムのため、学習形式が生活スタイルに合うかどうかは、申し込み前に必ず確認しておきたいポイントです。
RareTECHの料金【2026年】
コース別の受講料と期間
受講料は132万円(税込)で、期間は2年間です。他のスクールが4〜9ヶ月程度の期間設定であるのに対し、RareTECHは2年という長期スパンで学習を積み重ねる設計になっています。
分割払いと給付金の対象になるか
給付金制度を利用すると受講料の最大80%、最大105万6,000円の給付を受けられ、自己負担額は26万4,000円(税込)まで下がると公式サイトで案内されています。分割払いにも対応しているとされていますが、回数や月額の詳細はカウンセリングで確認する必要があります。
同じ価格帯の他校と比べてどうか
132万円という受講料は、この記事で扱っている中では最も高額です。ただし2年間という学習期間の長さを踏まえると、月あたりの負担で見た場合の水準は極端に突出しているわけではありません。例えば、ディープロの797,800円を4ヶ月で割った月あたりの負担と比べても、RareTECHの2年契約は月々の単価で見ると近い水準に収まります。給付金適用後の実質負担額で比較する視点はプログラミングスクールおすすめ比較10選【2026年】で解説しています。
RareTECHのカリキュラムで身につくもの
チーム開発形式の「ハッカソン」を最大8回実践できる点が特徴です。個人学習だけでなく、実際にチームでものを作る経験を繰り返すことで、未経験者に不足しがちな実務経験の代わりとなる土台を築くことを狙いにしています。2年という長い期間をかけて、基礎概念の理解からチーム開発の経験までを積み上げていく構成です。
8回というハッカソンの回数は、他の多くのスクールが卒業課題として1回程度のチーム開発を経験する設計になっているのと比べて際立って多い数です。回数を重ねることで、1回目にうまくいかなかった役割分担やコミュニケーションの課題を、次の回で改善していくというサイクルを経験できます。生成AIの活用が前提になっている点も特徴で、AIが書いたコードをそのまま使うのではなく、内容を理解し評価できる力を養うことに重点が置かれています。
RareTECHのサポート体制
質問できる時間と方法
具体的な対応時間は公式サイトに明記されていませんが、業界トップ10%と案内されるエンジニアが技術サポートにあたるとされています。
メンターがつくかどうか
技術サポートを行うエンジニアに加えて、自分ごとのように相談に乗るメンターと、キャリアアドバイザーによる「トリプルサポート」が用意されていると案内されています。学習面とキャリア面で担当が分かれている設計です。
RareTECHの転職支援と就職先
公式サイトでは「転職がゴールではない」という方針が掲げられており、転職後も第一線で活躍するエンジニアから学び続けられる環境を提供するとされています。他のスクールが転職成功率や紹介企業数を前面に出すのに対し、RareTECHは転職後のキャリア形成まで視野に入れた説明をしている点が特徴です。
RareTECHで挫折しやすいのはどこか
2年間という学習期間の長さそのものが、他のスクールにはない挫折要因になります。数ヶ月単位のスクールであれば短期集中で乗り切れる人でも、2年という期間になると、仕事・家庭環境の変化やモチベーションの波にさらされる回数が増えます。
- 2年間のうちに転職や引っ越しなど生活環境が変わり、当初のペースで学習を続けられなくなる
- ハッカソンでのチーム開発についていけず、自信を失って参加を避けるようになる
- 基礎概念の習得に重点を置いたカリキュラムのため、「早く実践的なコードを書きたい」という気持ちが先行すると遠回りに感じてしまう
RareTECHが向いている人と向いていない人
2年という長期スパンで着実に力をつけたい人、チーム開発の経験を積んでから転職したい人には向いています。生成AIが書いたコードを評価する力を重視するという方針にも共感できる人であれば、他のスクールにはない学びが得られる可能性があります。
逆に、数ヶ月以内に転職を決めたい人や、短期集中型で学習したい人には、期間の長さが合わない可能性があります。132万円という受講料を給付金なしで負担することを想定すると、他の中価格帯のスクールと比べて割高に感じる場合もあるため、給付金適用後の実質額を必ず確認してから判断することをおすすめします。
RareTECHの無料カウンセリングで聞くべきこと
学習形式がオンラインか通学かが公式サイトに明記されていないため、まずこの点を確認する必要があります。加えて、2年間の間に学習ペースを調整できるか、給付金の適用条件、ハッカソンへの参加頻度についても具体的に聞いておくとよいでしょう。カウンセリング全般の質問リストはプログラミングスクールの無料カウンセリングは受けるべきか、何を聞けばいいかを参考にしてください。
RareTECHに申し込むまでの流れ
公式サイトから無料カウンセリングを申し込み、学習形式や自分の目的(希少型エンジニアとしてのキャリア形成)が合っているかを相談するのが最初のステップです。入学後は基礎概念の習得から始まり、学習が進むにつれてハッカソン形式のチーム開発に参加する回数が増えていきます。2年という期間の中で、技術サポートを行うエンジニア、メンター、キャリアアドバイザーとそれぞれ関わりながら進めていく流れです。長期のプログラムのため、申し込み前に大まかな学習の節目(何ヶ月目にどのレベルに到達する想定か)をカウンセリングで確認しておくと、途中でのペース管理がしやすくなります。
RareTECHに関するよくある質問
2年間、ずっと同じペースで学習する必要がありますか
公式サイトには学習ペースの詳細が明記されていないため、生活状況に合わせた調整が可能かどうかはカウンセリングで確認することをおすすめします。
学割制度はありますか
学生向けの学割制度が用意されているとの情報があります。対象条件はカウンセリングで確認してください。
途中でコースを短縮することはできますか
公式サイトには期間短縮についての明確な案内がありません。学習の進み方によって柔軟に対応してもらえるかどうかは、カウンセリングで個別に相談する必要があります。
すでにある程度プログラミング経験がある場合でも2年かかりますか
公式サイトの説明では基礎概念の習得から始まる設計になっているため、経験者向けにカリキュラムを短縮できるかどうかは公式サイトだけでは判断できません。事前にカウンセリングで自分のレベルを伝えたうえで確認することをおすすめします。
RareTECHのまとめ
RareTECHは、2年間という長期の学習期間とチーム開発の経験を軸にした、他のスクールとは一線を画す設計のスクールです。受講料は高額ですが、給付金適用後の実質負担額は他校と近い水準になります。長期間モチベーションを保てるかどうかが、向き不向きを分ける最大のポイントです。他のスクールとの違いが大きい分、公式サイトの説明だけでは判断しにくい部分も多いため、無料カウンセリングで学習の進め方を具体的にイメージしてから申し込むことをおすすめします。