プログラミングスクールは数十校あり、料金は10万円台から80万円近くまで幅があります。目的(転職・副業・フリーランス・教養)によって向いているスクールが変わるため、まず目的を決めてから比較するのが遠回りにならない方法です。この記事では2026年9月時点で確認できた情報をもとに、目的別に10校を整理しました。受講料や給付金の条件は変更されることがあるため、申し込み前に必ず各スクールの公式サイトで最新情報を確認してください。
比較表
| スクール名 | 主な受講料(税込) | 期間の目安 | 給付金対象 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| RUNTEQ | 657,000円 | 5〜9ヶ月 | 専門実践(最大80%) | 転職・フリーランス |
| ポテパンキャンプ | 440,000円 | 約5ヶ月 | 対象コースあり | Railsで転職 |
| ディープロ(DPro) | 797,800円 | 4〜6ヶ月 | 専門実践(最大70%) | じっくり転職 |
| DMM WEBCAMP | 専門技術コースは要確認 | 4ヶ月 | 対象コースあり | 短期集中で転職 |
| CodeCamp | 231,000円〜(2ヶ月) | 2〜6ヶ月 | コースによる | 働きながらマンツーマン |
| テックアカデミー | 185,900円〜(4週間) | 4週間〜16週間 | 対象コースあり(最大80%) | 言語・分野を絞って学ぶ |
| デイトラ | 99,800円〜 | 自習ペース | Web制作コースが対象 | 副業で稼ぎたい |
| スタアカ | 129,800円(プレミアム) | 自習ペース | 対象外 | データサイエンスを独学 |
| TECH CAMP | 給付金適用後131,560円〜 | 10週間〜 | 対象コースあり | 最短で転職を目指す |
| テックジム | 体験入学6,000円〜 | 通い放題 | 対象外 | 対面で少しずつ学ぶ |
目的別の選び方
未経験からエンジニア転職したい人
受講期間が4ヶ月以上で、カリキュラムにポートフォリオ制作と転職サポートが組み込まれているスクールが向いています。RUNTEQ、ポテパンキャンプ、ディープロ、DMM WEBCAMP、TECH CAMPはいずれも転職支援を前面に出しており、専門実践教育訓練給付金の対象コースを持つ点も共通しています。給付金の条件は雇用保険の加入期間などで人によって変わるため、申し込み前に自分が対象になるかをハローワークで確認しておくと、受講後に「対象外だった」という事態を避けられます。
副業やフリーランスとして稼ぎたい人
会社員を続けながら学ぶ場合は、決まった日時に通う必要がない自習型のスクールが続けやすい傾向があります。デイトラは買い切り型で教材を何度も見返せる設計になっており、Web制作コースは2026年4月から専門実践教育訓練給付金の対象になったと公式サイトで案内されています。CodeCampは期間を自分で選べるマンツーマン形式のため、平日夜だけ・週末だけといった学習ペースにも合わせやすい構成です。
教養として、あるいは独学の補助として学びたい人
転職や実務を急がず、まず基礎を身につけたい場合はスタアカやテックジムのような低価格帯のスクールが選択肢になります。スタアカはデータサイエンス・機械学習に特化したサブスク型で、月額1,280円のライトプランから始められます。テックジムは全国に教室を持つ対面型で、通う頻度を自分で調整できる料金体系です。
プログラミングスクールおすすめ10校
1位 RUNTEQ(ランテック)
受講期間の目安は5〜9ヶ月、学習時間は約1,000時間とスクールの中でも長めです。受講料は657,000円(税込)ですが、専門実践教育訓練給付金の対象コースで、条件を満たすと最大80%(最大525,600円)の給付を受けられると公式サイトで案内されています。転職コースに加えてフリーランス向けのカリキュラムもあり、学習量の多さから実務に近いポートフォリオを作りやすい点が特徴です。より詳しい評判・挫折しやすいポイントはRUNTEQの評判は?料金と挫折しやすいポイントを調べました【2026年】にまとめています。
2位 ポテパンキャンプ
Ruby on Railsに特化したRailsキャリアコースを提供しており、受講期間は約5ヶ月です。教育訓練給付金の対象スクールとして認定されており、条件を満たせば給付金適用後の実質負担額を大きく抑えられます。Railsを使う自社開発企業への転職を目指す人に絞ったカリキュラムが組まれています。29歳以下なら無料で受講できるコースもあり、詳しくはポテパンキャンプの評判は?料金と挫折しやすいポイントを調べました【2026年】で解説しています。
3位 ディープロ(DPro、旧DIVE INTO CODE)
Webエンジニア4ヶ月短期集中コースと6ヶ月集中コースの2コース制です。受講料は797,800円と比較の中では高めですが、専門実践教育訓練給付金の対象で、条件を満たすと受講料の一部が給付されます。給付率や上限額はコースの認定内容によって変わるため、公式サイトの最新の案内で確認してください。オンサイトサポートや就職保証制度の詳細はディープロ(DPro、旧DIVE INTO CODE)の評判は?料金と挫折しやすいポイントを調べました【2026年】で解説しています。
4位 DMM WEBCAMP
専門技術コースは4ヶ月間で、教育訓練給付金の対象コースが用意されています。給付金の適用には受講期間中の出席率などの条件があるため、分割払いを選ぶ場合は給付金の算定対象になる支払い時期にも注意が必要です。短期間で転職までを完結させたい人向けの設計になっています。2024年12月の事業譲渡で現在は「テラキャン プログラミング」という名称に変わっており、詳しい経緯はDMM WEBCAMP(現テラキャン)の評判は?料金と挫折しやすいポイントを調べました【2026年】で解説しています。
5位 CodeCamp
2ヶ月・4ヶ月・6ヶ月のプランがあり、Webマスターコースの場合、2ヶ月プランは入学金込みで231,000円です。現役エンジニアによるマンツーマンレッスンが特徴で、他のスクールに比べて受講期間の融通が利きやすい構成です。無料カウンセリングを実施しており、比較検討の段階で相談しやすいスクールのひとつです。詳しい評判はCodeCamp(コードキャンプ)の評判は?料金と挫折しやすいポイントを調べました【2026年】で解説しています。
6位 テックアカデミー(TechAcademy)
コース数が29種類以上と多く、最短4週間から受講できる点が特徴です。フロントエンドコースは185,900円からで、対象コースでは専門実践教育訓練給付金を利用すると最大80%の給付を受けられると案内されています。特定の言語やフレームワークだけをピンポイントで学びたい人に向いています。コース選びのポイントはテックアカデミーの評判は?料金と挫折しやすいポイントを調べました【2026年】で解説しています。
7位 デイトラ
Web制作コースは99,800円で、他のスクールと比べて受講料が抑えられているのが特徴です。教材を買い切りで何度でも見返せる形式で、2026年4月からWeb制作コースが専門実践教育訓練給付金の対象になったと公式サイトで案内されています。副業として案件を受注できるレベルを目指す設計です。
8位 スタアカ(スタビジアカデミー)
Python・SQL・統計学・機械学習・生成AIまでを扱うデータサイエンス特化型のスクールです。プレミアムプランは129,800円(通常価格からの割引価格)で、月1,280円のライトプランも用意されています。エンジニア転職というより、既に仕事を持つ人がデータ分析のスキルを追加で身につける用途に向いています。
9位 TECH CAMP(テックキャンプ)
最短10週間からの短期集中型で、給付金適用後の実質費用は131,560円からと案内されています。転職支援に力を入れているスクールの一つで、受講期間の短さを重視する人に向いています。
10位 テックジム
全国約30ヶ所に教室を持つ対面型の定額制スクールです。体験入学や無料カウンセリングから始められる料金設計になっており、初めてプログラミングに触れる人が低いハードルで始めやすいスクールです。
スクール選びで確認しておきたいこと
- 受講料だけでなく、給付金を適用した後の実質負担額で比較する
- 専門実践教育訓練給付金は雇用保険の加入期間など個人ごとの条件があるため、自分が対象になるかをハローワークまたはスクールの無料カウンセリングで先に確認する
- 受講期間中に必要な学習時間が自分の生活リズムで確保できるか
- 転職を目指す場合は、カリキュラムにポートフォリオ制作と面接対策が含まれているか
迷った場合は、複数のスクールの無料カウンセリングを比較してから決める方法があります。カウンセリングで何を聞けばいいかは、プログラミングスクールの無料カウンセリングは受けるべきか、何を聞けばいいかにまとめています。
よくある質問
受講料が最も安いスクールはどこですか
今回確認した中では、月額1,280円から始められるスタアカのライトプランや、体験入学6,000円から始められるテックジムが低価格帯です。ただし料金の安さと転職支援の手厚さは別の軸のため、目的に合わせて選ぶ必要があります。
給付金を使えば実質無料になりますか
専門実践教育訓練給付金は最大80%までの給付で、全額が戻るわけではありません。給付率は受講中の給付と、資格取得・就職後の追加給付を合わせた数値であり、条件を満たせなければ給付率は下がります。詳しくはプログラミングスクールの料金相場【2026年】で説明しています。
まとめ
プログラミングスクールは受講料の幅が大きく、給付金の対象になるかどうかで実質負担額が大きく変わります。この記事で挙げた10校はいずれも公式サイトで料金や給付金の条件を公開しているスクールです。気になるスクールが2〜3校に絞れたら、無料カウンセリングで自分の状況に合った給付金の使い方や学習ペースを個別に相談することをおすすめします。