スタアカ(スタビジアカデミー)はデータサイエンスとAIを動画で学べるオンラインスクールです。プランはライト・プレミアム・オーダーメイドの3つで、料金は月額1,280円から398,000円まで大きく開きがあります。この記事では、どのプランを選べばよいかを公式の料金表をもとに整理します。
- ライトプラン(月額1,280円)で使えるのは「全コース受講し放題」だけで、フォーラム質問・1on1・コミュニティ・特別カリキュラムは対象外です
- プレミアムプラン(129,800円・買い切り)は質問し放題、30分の1on1が4回(メンターはランダム)、専用Slackコミュニティ、全コース永久視聴が付きます
- オーダーメイドプラン(398,000円)は運営代表との1on1が月1回×8ヶ月の計8回で、後半4ヶ月は個別の学習テーマに取り組みます。募集は月1名です
- まずはライトで1〜2ヶ月学び、質問相手が必要になった時点でプレミアムを検討する順番が無理のない進め方です
- 求人紹介や転職保証は公式に記載がなく、転職保証型のスクールとは性格が違います
- 買い切りプランの返金条件と特定商取引法に基づく表記は、公式ページでは確認できませんでした
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この記事は、スタアカの公式サイト(トップ・プラン一覧・各プラン詳細・コース一覧・利用規約・運営会社ほか)を2026年10月17日に確認して整理したものです。受講した体験談ではありません。料金やプラン内容は変わることがあるため、申し込み前には公式ページで最新の表示を確かめてください。
スタアカの基本情報と3プランの料金
スタアカは株式会社ダブダブ(WW Inc.、東京都板橋区)が運営しています。同社は2021年6月設立で、代表は上野佑馬氏です。データサイエンス系メディア「スタビジ」の運営やUdemyでの動画講座販売も手がけています。なお、スタアカ自体のサービス開始時期は公式では確認できませんでした。
コースはDX概要・Python基礎・統計学・機械学習・ディープラーニング・SQL・マーケティング・LLMと生成系AI・RAGなど、番号付きで32コースが並んでいます。公式のロードマップでは「1日1時間の学習時間で約6ヶ月ほどで全てのカリキュラムを終了できるイメージ」とされています。
| プラン | 料金 | 支払い方式 | 視聴できる期間 |
|---|---|---|---|
| ライト | 月額1,280円 | 毎月請求(クレジットカード) | 加入している期間のみ |
| プレミアム | 129,800円(通常149,800円のセール表示) | 買い切り | 全コース永久に見放題 |
| オーダーメイド | 398,000円 | 買い切り | 全コース永久に見放題 |
公式には税込・税別の表記がありません。分割払いと教育訓練給付金についての記載も見当たりませんでした。プレミアムとオーダーメイドのページには、コースを随時追加するため今後段階的に価格が上がる可能性がある、と書かれています。
プランを比べるときの観点
3プランの違いは「動画が見られるかどうか」ではありません。動画はどのプランでも全コース見られます。差が出るのは次の4点です。
- 質問できるか(フォーラム・QAフォーム)
- 1on1メンタリングの回数と担当者
- 専用コミュニティや特別カリキュラムの有無
- 視聴できる期間(加入中のみか永久か)と、自分用の学習テーマを組んでもらえるか
この記事では、この4点を軸に料金との釣り合いを見ていきます。
公式の料金表を○×で読むと、ライトは動画だけ
スタアカのプラン一覧には3プランを並べた料金表があります。ここで注意したいのは、表の文字だけを追うと全プランに同じ項目名が並んで見える点です。実際には各項目にアイコン(○と×)が付いていて、ライトプランは「全コース受講し放題」以外がすべて×になっています。
| 項目 | ライト | プレミアム | オーダーメイド |
|---|---|---|---|
| 全コース受講し放題 | ○ | ○ | ○ |
| フォーラム質問し放題 | × | ○ | ○ |
| 50個以上の特別カリキュラム無料贈呈 | × | ○ | ○ |
| 30分の1on1 | × | ○(4回分) | ○(8回分) |
| 専用コミュニティへの参加 | × | ○ | ○ |
| オーダーメイドの学習 | - | - | ○ |
ライトの列にも「4回分」と書かれた1on1の行がありますが、アイコンは×です。他の紹介記事で「ライトでも1on1が4回ある」「全プランで質問し放題」といった説明を見かけることがあります。このアイコンを読み落としたことが食い違いの原因になっている可能性があります。当サイトでもアイコンまで含めて読み直し、この記事の内容に反映しています。
ライトプランは「動画見放題のサブスク」と考えるのが実態に近い読み方です。質問や面談が必要なら、プレミアム以上が対象になります。月額1,280円で32コースが見られるのは、データサイエンスの分野を広く眺めたい人には手を出しやすい入り口です。統計の考え方やエラーで手が止まったとき、誰にも聞けない状態で続けられるかが、ライトでどこまで進めるかの分かれ目になります。
プレミアムとオーダーメイドの違い
上位2プランはどちらも質問し放題・専用コミュニティ・特別カリキュラム・永久視聴が付きます。違いは1on1の中身と、後半の学習の進め方です。
| 比較項目 | プレミアム | オーダーメイド |
|---|---|---|
| 料金 | 129,800円 | 398,000円 |
| 1on1の回数 | 30分×4回 | 30分×8回(月1回×8ヶ月) |
| 担当 | メンターはランダム | 運営代表が担当 |
| 利用タイミング | 月や年の縛りなく、受講者が決める | 月1回のペース |
| 学習の進め方 | 共通カリキュラムを自分で進める | 前半4ヶ月でカリキュラム、後半4ヶ月で個別テーマ |
| 募集枠 | 記載なし | 月1名 |
プレミアムの1on1はランダムのメンター4回
プレミアムの質問はスタアカ専用のQAフォームで受け付け、スタッフが24時間以内に返信するとされています。1on1は1回30分のチケットが4回分で、契約後いつ使うかは受講者に任されています。公式のメンタリング例では、入会1週目・1ヶ月後・2ヶ月後・3ヶ月後の4回を使い、3ヶ月でカリキュラムを一通り終える想定です。
メンターとして紹介されているのは3人です。運営代表のほか、SE出身でフリーのデータ分析者として独立した人、工場の品質管理からデータサイエンティストに転職した元受講生が並んでいます。誰が担当になるかは選べません。経歴の違う3人のうち誰に当たるかで、聞きやすい話題も変わりそうです。4回の1on1は使う時期を自分で決められるので、毎回の相談事を前もって書き出しておくと、担当が変わっても話がぶれにくくなります。
専用Slackコミュニティでは交流会や転職成功者との座談会を定期開催していると書かれています。卒業生に業務委託案件を発注することもあるそうですが、公式自身が「我々から何かを提供することが保証されたものではない」と注記しています。
オーダーメイドは代表と8ヶ月かけて個別テーマに取り組む
オーダーメイドでは、運営代表との30分の1on1を月1回、8ヶ月続けます。前半4ヶ月でスタアカのカリキュラムを終え、後半4ヶ月は受講者ごとのテーマに取り組む流れです。公式には次の3つのロードマップ例が載っています。
- Webサイトを作り、Google AnalyticsのデータをBigQueryにためて分析するところまで
- 指定書籍を一緒に読み、ディープラーニングの最新手法をPythonで実装する
- Djangoで自分の作りたいWebアプリを作る
8回の面談例も具体的です。1回目で方向性やキャリアと後半の内容を確認し、2〜3回目は進捗確認、4回目でカリキュラム終了とサイト作成のロードマップ・キーワード設計に進みます。5回目はGoogleTagManagerでのCV計測設定、6回目はBigQueryのデータをSQLで一緒に集計、7回目は改善提案とBIツールでのダッシュボード化、8回目に振り返りと卒業後のキャリア相談という構成です。
「動画を見終えた後、実務に近い題材で手を動かすところまで付き合ってほしい」という人向けの設計だとわかります。動画で覚えた知識を自分のサイトや手元のデータで試す段階は、ひとりだと止まりやすいところです。そこに毎回同じ相手が付き合う形には、値段なりの中身があると感じます。募集は月1名なので、希望する時期に始められるとは限りません。
当サイトの計算で見る料金の釣り合い
ここからは公式の料金をもとに当サイトが計算した数字です。公式が示している比較ではない点にご注意ください。
| 計算の内容 | 結果 |
|---|---|
| ライトを6ヶ月(公式ロードマップの目安)続けた場合 | 1,280円×6=7,680円 |
| ライトを12ヶ月続けた場合 | 15,360円 |
| プレミアムはライト何ヶ月分か | 129,800円÷1,280円=約101ヶ月分(約8年5ヶ月) |
| オーダーメイドとプレミアムの差額 | 268,200円 |
| 1on1 1回あたり(プレミアム) | 129,800円÷4=32,450円 |
| 1on1 1回あたり(オーダーメイド) | 398,000円÷8=49,750円 |
動画を見るだけなら、ライトを6ヶ月続けても1万円に届きません。プレミアムはライトの約101ヶ月分にあたりますが、ライトには質問・1on1・コミュニティがありません。そのため、この差は「質問できる環境と面談、そして永久視聴」の値段と考えるのが妥当です。
オーダーメイドで増えるのは、1on1が4回から8回(代表固定)になることと、後半4ヶ月の個別学習です。差額268,200円をこの2点に払う価値があるかどうかが判断の分かれ目になります。1on1 1回あたりの金額はコンテンツ代も含めた単純割りなので、あくまで目安として見てください。
参考までに、キカガクの長期コースは792,000円(6ヶ月)で、専門実践教育訓練給付金の対象です。給付金を使いたい人はプログラミングスクール比較(キカガクを含む)もあわせて確認すると比べやすくなります。
申し込む前に知っておきたい注意点
オーダーメイドのページ内に記載の食い違いがある
オーダーメイドの詳細ページでは、同じページの中で数字がそろっていない箇所があります。
上部の特典欄では「マンツーマンメンタリング(4回分)」「Udemyコース50個以上」となっています。一方、本文では「月1回の合計8回」「Udemyコース5種類(総額100,000円以上分)」、料金表では「30分の1on1(8回分)」です。8回は料金表・本文・プラン一覧で一致しているため8回が正しいと読めますが、申し込む前にLINEの無料相談で確認しておくと安心です。
また、オーダーメイドのページには、Udemyコースをすでに購入している人は購入証明を出せば差額の支払いで済む、という記載もあります。該当する人は相談時にあわせて聞いておくとよいでしょう。
買い切りプランの返金条件が見当たらない
プレミアムとオーダーメイドは買い切りですが、返金条件は公式では確認できませんでした。利用規約には返金や中途解約の条項がなく、退会について「当社の定める退会手続により退会できる」とあるだけです。特定商取引法に基づく表記のページも、トップ・プラン・利用規約・会社概要からはリンクを見つけられませんでした。
13万円や40万円近い買い切りの契約になるため、途中でやめた場合の扱いや返金の可否は、申し込み前に運営へ直接確認してください。月額のライトでは中断と解約の扱いまで細かく決めてあるのに比べ、金額の大きい買い切りプランのほうが決まりが見えないのは、釣り合いが取れていない印象を受けます。
利用規約には、支払いが遅れた場合は年14.6%の遅延損害金がかかること、運営側の都合でサービスを停止する場合は2ヶ月前に告知することも書かれています。
ライトの「中断」と「解約」は扱いが違う
ライトは毎月請求で、マイページのアカウント情報にある「契約ステータス」から中断または解約ができます。どちらも請求はすぐ止まり、契約予定だった期間中は引き続き視聴できます。
- 中断:学習の情報が保持され、好きなときに再開できます。ただし中断後1年再開しないとアカウントは削除されます
- 解約:契約満了の時点でアカウントが削除されます
忙しい時期だけ休みたいなら中断、もう使わないと決めたなら解約、と使い分けるとよいでしょう。
目的別のおすすめプラン
まずはライトで適性を確かめる
データサイエンスに興味はあるものの続けられるか不安な人は、ライトから始めるのが現実的です。公式ロードマップの最初にあたるDX概要、データサイエンティスト概要、Python基礎、統計学概要あたりまで進めてみると、自分に合うかどうかがある程度見えてきます。
Pythonを学べるほかのスクールと比べたい場合は、Pythonを学べるスクール比較も参考になります。
質問が必要になったらプレミアム
機械学習の実装やSQLに入ると、エラーや考え方でつまずく場面が増えます。調べても解決できない時間が長くなってきたら、質問し放題と1on1が付くプレミアムへの切り替えを検討する時期です。カリキュラムを最後までやり切りたい人、学習仲間との交流がほしい人にも合っています。
業務で使う題材まで伴走してほしいならオーダーメイド
自社サイトのアクセス分析をBigQueryとBIツールで回したい、作りたいWebアプリがある、といった具体的な題材を持っている人にはオーダーメイドが向いています。毎回同じ相手(運営代表)に相談できるので、前回の続きから話を進めやすいのも特徴です。
プラン別に向いている人・向いていない人
| プラン | 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|---|
| ライト | 自分で調べて進められる人、まず雰囲気を知りたい人、費用を抑えたい人 | わからない点をすぐ人に聞きたい人 |
| プレミアム | 質問相手がほしい人、面談で学習ペースを確認したい人、長く見返したい人 | 担当メンターを固定したい人 |
| オーダーメイド | 業務に近い題材を決めている人、同じ相手に継続して相談したい人 | 希望の開始時期が決まっている人(月1名の募集のため)、予算を抑えたい人 |
なお、スタアカには求人紹介や転職保証の記載がありません。コミュニティでの座談会や、プレミアム終了後に分析案件を「お声がけさせていただく可能性」が書かれている程度です。転職までの支援を重視するなら、転職保証型のスクールとは別物と考えて比較してください。キャリアの考え方とスクール選びはAI・データサイエンスのキャリアとスクールの選び方で整理しています。分野を問わず探したい人はプログラミングスクールおすすめ比較も見てみてください。
法人プランについて(補足)
スタアカには法人向けプランもあります。10〜50名は年額48,000円/人、50〜100名は42,000円/人、100名以上は36,000円/人で、全コース・質問し放題・進捗レポートが付きます。最低契約期間は1年で、1ヶ月のトライアルは相談可能とされています。導入企業として伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)などの名前が挙がっています。
申し込む前の確認手順
- プラン一覧の料金表で、各項目のアイコン(○×)と現在の価格を確認する
- ライトの場合は、3Dセキュアを設定したクレジットカードを用意する(未設定のカードは決済に失敗する可能性があると公式に記載があります)
- プレミアム・オーダーメイドを考えている場合は、LINEから30分の無料相談を予約する
- 無料相談では、返金や途中解約の扱い、オーダーメイドの1on1回数と特典の内容、開始できる時期を聞いておく
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よくある質問
ライトプランでも質問や1on1はできますか?
公式の料金表のアイコンを見ると、ライトはフォーラム質問・1on1・コミュニティ・特別カリキュラムがいずれも×です。使えるのは全コースの受講のみです。
プレミアムの1on1は担当者を選べますか?
プレミアムの担当メンターはランダムと書かれています。毎回運営代表が担当するのはオーダーメイドです。
オーダーメイドの1on1は4回と8回のどちらですか?
ページ上部の特典欄は4回分、本文と料金表は8回分になっています。料金表・本文・プラン一覧が一致する8回が正しいと読めますが、申し込み前にLINEの無料相談で確認することをおすすめします。
買い切りプランは途中でやめたら返金されますか?
返金条件は公式では確認できませんでした。利用規約にも返金の条項はありません。申し込み前に運営へ直接確認してください。
分割払いや教育訓練給付金は使えますか?
どちらも公式では確認できませんでした。給付金を使いたい場合は、対象講座を持つ別のスクールと比べる必要があります。
転職支援はありますか?
求人紹介や転職保証の記載は公式にありません。プレミアムのコミュニティでは転職成功者との座談会があり、終了後に分析案件の声がかかる可能性がある、と書かれている程度です。
ライトを休会したい場合はどうすればよいですか?
マイページの「契約ステータス」から中断を選ぶと、請求が止まり学習の情報は保持されます。中断後1年再開しないとアカウントが削除される点に注意してください。
全コースを終えるのにどれくらいかかりますか?
公式ロードマップでは、1日1時間で約6ヶ月が目安とされています。プレミアムのメンタリング例では、3ヶ月でカリキュラムを一通り終える想定になっています。
まとめ
スタアカの3プランは、動画の量ではなくサポートの厚さで分かれています。ライトは月額1,280円で全コースを見られる代わりに、質問や面談はありません。プレミアムは129,800円で質問・1on1 4回・コミュニティ・永久視聴が付き、オーダーメイドは398,000円で代表との1on1 8回と後半4ヶ月の個別学習が加わります。
迷っているなら、ライトで基礎のコースを進めて適性を確かめ、質問が必要になった段階でプレミアムを考える順番がおすすめです。業務の題材が決まっていて伴走を求める人はオーダーメイドが候補になります。買い切りプランは返金条件が公式で確認できないため、無料相談で条件を聞いてから決めてください。