インフラ・クラウドは、アプリケーションを動かす土台となるサーバーやネットワークを構築・運用する分野です。プログラミング言語そのものよりも、AWSなどのクラウドサービスの操作やCCNA・LPICといった資格の知識が中心になるため、文系出身者やプログラミング未経験者でも比較的入りやすい領域とされています。この記事では、インフラ・クラウドを学べる当サイト掲載の11校を、主軸に据えている学校と、総合型の中にインフラ・クラウド専用コースを持つ学校に分けて整理しました(2026年9月確認)。
インフラ・クラウドとはどんな分野か
Webサービスやアプリケーションは、裏側でサーバー・ネットワーク・クラウド環境の上で動いています。この土台部分を構築・運用するのがインフラエンジニアの仕事です。具体的には、ネットワーク機器の設定(CCNA試験範囲)、Linuxサーバーの構築・運用(LPIC試験範囲)、AWSなどのクラウドサービスの操作といった技術が中心になります。Web開発(Ruby・PHP・JavaScriptなど)と違ってコードを書く量が少なく、資格試験と結びついた学習が多いのが特徴です。資格の合否という分かりやすい物差しで進み具合を測れるのは、独学だと手応えを持ちにくい人にとって心強い面です。反対に、コードを書いて何かが動く手応えを学習の支えにしたい人には、物足りなく映るかもしれません。
この記事の選定基準
この記事では、公式サイトや紹介記事などの公開情報をもとに当サイトが確認したスクールの中から、次の条件でインフラ・クラウド系のスクールを選んでいます。
- ネットワーク・サーバー・クラウドを学習内容の中心に据えていること(Web開発の付随技術としてのAWS言及は対象外)
- 受講料・期間が公式サイトまたは公表資料で確認できること
- 2026年9月時点で新規の受講申し込みを受け付けていること
インフラ・クラウドを学べる11校の比較
インフラ・クラウドを扱うスクールは、Web開発系に比べると数が限られます。公式サイトや紹介記事などの公開情報をもとに当サイトが確認した中から、ネットワーク・サーバー・クラウドを学習の中心に据えている8校と、総合型でありながらインフラ・クラウド専用のコースを持つ3校を並べました(2026年9月時点の情報。金額は表記のあるものは税込)。無料で学べる枠がWeb開発系より多いのがこの分野の特徴ですが、その分、年齢条件や就職先の前提が付きます。
インフラ・クラウドを主軸にするスクール(8校)
| スクール | 学ぶ範囲 | 受講料の目安 | 形式・条件 |
|---|---|---|---|
| ネットビジョンアカデミー | CCNA取得を軸にしたネットワーク基礎 | 無料コースあり/有料コースも用意 | オンライン+通学。19〜32歳(情報源により差あり)、CCNA取得とSES就職が前提。途中退校時の違約金に注意 |
| CODE×CODE | クラウドエンジニアコースでLinux・ネットワーク基礎・サーバー構築・AWS | 228,000円(16週間)。以前の紹介記事などの情報で、2026年10月17日時点の公式サイトにはコースと料金の案内が見当たりません | オンライン。フルスタックエンジニアコースとの2本立て |
| ササエル | インフラエンジニアに特化。個別のVPSで実機演習 | 19,800円(初級・税込)/98,000円(中級。3回分割は計98,400円)。上級は料金調整中 | オンライン。映像教材中心、スマートフォン対応。転職支援は限定的 |
| ウズウズカレッジ | CCNAコース・LinuCコース・AWSコース | 132,000〜440,000円 | オンライン。無料のウズカレITにもインフラコースがある |
| リナックスアカデミー | LAネットワークエンジニアスクール(Linux・CCNA) | 175,000〜890,000円(税抜表記)。入学金別途(以前の情報。個人向けの募集は公式で確認できず、2026年10月5日時点) | 通学。一般教育訓練給付金の対象コースあり |
| インターノウス(エンジニアカレッジ) | インフラエンジニア向けの無料研修 | 完全無料 | オンライン。目安30歳以下、研修約2ヶ月。プログラマカレッジと同じ運営会社 |
| プログラマカレッジ | クラウドエンジニアコースでサーバ・データベース・ネットワーク | 完全無料 | オンライン。原則20代、就職先企業からの協賛金モデル |
| GEEK JOB | スピード転職コースでJavaまたはインフラ | 無料(スピード転職コース)/217,800〜437,800円 | オンライン。20代限定・審査あり。新規受付を停止しているとする紹介記事があり、公式の告知は確認できませんでした。申し込み前に公式サイトでご確認ください(2026年9月26日確認) |

この8校のうち4校(ネットビジョンアカデミー、インターノウス、プログラマカレッジ、GEEK JOB)に無料枠があります。インフラ分野はSES・運用保守の人材需要が高く、就職先の企業から紹介手数料を得るモデルが成立しやすいためです。裏を返せば、無料校の進路は運営会社が提携する企業に寄ります。自分で進路を選びたい場合は有料校を選ぶ、という判断になります。
総合型スクールのインフラ・クラウド系コース(3校)
Web開発も扱う総合型でありながら、AWSやセキュリティに専用コースを設けている学校です。受講料は上の8校より高くなりますが、途中で方向を変えたくなったときに別コースへ移りやすい利点があります。インフラに進むと決めきれていない人なら、この差額を迷っている期間の保険代と考えることもできます。ネットワークやサーバーの仕事に就くと決めている人であれば、専門校の安さを生かすほうが筋が通ります。
| スクール | 学ぶ範囲 | 受講料の目安 | 形式・条件 |
|---|---|---|---|
| RaiseTech | AWSフルコース。4ヶ月+無期限サポート | 798,000円(学割598,000円。2026年10月4日公式確認) | オンライン。週1回のライブ講義 |
| 侍エンジニア | クラウドエンジニア転職コースでAWSを中心としたインフラ | 594,000円〜(転職保証16週間) | オンライン。マンツーマン、一部コースが給付金対象 |
| RareTECH | セキュリティ・インフラの基礎づくりに重点 | 960,000円(基本希少型1年)/1,320,000円(完全希少型) | オンライン。2026年10月から専門実践の指定講座 |
代表的な学校の位置づけ
ネットビジョンアカデミー
運営はアクサス株式会社(東京都新宿区、2007年設立、有料職業紹介事業許可あり)です。CCNA資格の取得を軸にしたインフラエンジニア養成スクールで、19歳から32歳までを対象とした受講料無料のコースが最大の特徴です。通常15万円相当とされる内容を無料で受けられますが、これは提携企業からの研修費用で運営される人材紹介ビジネスが背景にあるためです。
無料という点だけで申し込むと想定外の負担が発生することがあります。複数の紹介記事によると、無料コースを途中で退校した場合や、紹介された就職先企業への入社を辞退した場合には15万円程度の違約金が発生するとされています(公式サイトに違約金の具体的な条件・金額の明記は見当たりませんでした)。無料コースは「教育」ではなく「就職を前提とした投資」に近い仕組みだと理解したうえで、違約金が発生する具体的な条件を無料相談で必ず確認してください。就職先と勤務地の条件まで受け入れられるなら、費用をかけずにCCNAを目指せる筋の通った仕組みです。少しでも別の進路が頭にあるうちは、無料という言葉より途中でやめるときの負担のほうを重く見ておきたいところです。
CODE×CODE(コードコード)
公式サイトの特定商取引法に基づく表記では、事業者は株式会社SkyVision(東京都品川区上大崎)です。2026年10月17日に確認したところ、codexcode.jp のトップや以前のコース紹介ページを開くとオウンドメディア「CODE×CODE MAGAZINE」に転送され、コースと料金の案内は見当たりませんでした。特定商取引法に基づく表記は残っており、支払いは前払い(クレジットカード・銀行振込・ローン)、クーリング・オフは対象外としつつ利用規約第9条6項に基づき契約後8日以内なら返金に対応すると書かれています。販売価格の欄は「商品紹介ページをご参照ください」で、金額は載っていません。募集停止の告知も見当たらないため終了とは断定しませんが、申し込む前に問い合わせで募集状況を確かめてください。
以前の紹介記事などによると、クラウドエンジニアコース(Linux基礎・ネットワーク基礎・AWS基礎、LPIC Level 1取得目標)とフルスタックエンジニアコース(Python基礎・TCP/IP・ネットワーク自動化・SDN、CCNA取得目標)の2コースがあり、どちらも228,000円・16週間で、36回までの分割払いにも対応しているとされていました。公的な教育訓練給付金の対象講座という明確な記載は確認できませんでしたが、紹介記事によると就職成功時に内定お祝い金として80,000円がキャッシュバックされる案内があるとされています。
コース名に注意が必要です。「フルスタックエンジニアコース」という名称ですが、実際の学習内容はネットワーク寄りの技術が中心で、フロントエンドやバックエンドを一通り開発できる「Web制作系のフルスタック」を想像していると内容が大きく異なります。コース名だけで判断せず、シラバスの詳細を確認してから申し込むことをおすすめします。
ネットビジョンアカデミーとCODE×CODEを比べると、費用を抑えたい・CCNAに集中したいならネットビジョンアカデミー(ただし年齢制限と違約金に注意)、AWSも含めて幅広く学びたいならCODE×CODEという分かれ方でした。ただしCODE×CODEは上のとおり公式サイトにコースの案内が見当たらない状態なので、AWSを軸にするならウズウズカレッジのAWSコースやRaiseTechのAWSフルコースもあわせて比べてください。どちらも資格取得をゴールに据えたカリキュラムのため、コードを書く開発系のスクールとは学習内容の性質が異なります。
ササエル
アシストアップ株式会社が運営する、インフラエンジニアに特化したオンラインスクールです。公式のコース・料金ページでは初級が税込19,800円、中級が98,000円(32,800円×3回の分割は合計98,400円)で、この分野では最も低い部類です。受講生ごとにVPS(仮想専用サーバー)が提供されるため、読むだけでなく実際にサーバーを触りながら学べます。初級は動画視聴の目安が数時間と短く、インフラという分野が自分に合うかを数万円以内で確かめられるのが利点です。転職支援は限定的なので、就職までの伴走を求める場合は別の学校と併用する前提で考えてください。中級の次にあたる上級コース(Windowsサーバー、DNS・DBサーバーの構築、Hyper-Vによる仮想基盤、Active Directoryなど全20項目の予定カリキュラム)も公開されていますが、料金と受講開始日は「現在調整中」です(2026年10月17日確認)。なお特定商取引法に基づく表記では、支払いはクレジットカードか銀行振込で、サービスの性質上、返品・返金は受け付けないとされています。買う前に初級で相性を確かめる進め方が向いています。詳しくはササエルのコースはどれを選ぶ?初級・中級の違いとVPS実習・学習期間・返金の条件にまとめています。
ウズウズカレッジ
CCNAコース・LinuCコース・AWSコースと、資格試験に対応づけたコース設計が特徴です。有料の資格取得コース(132,000〜440,000円)のほかに、無料のウズカレITでも開発・インフラ・組込みの3コースが提供されており、最短1ヶ月の速習型カリキュラムを掲げています。資格を軸に学習の到達点をはっきりさせたい人に向きます。詳しくはプログラミングスクール比較(ウズウズカレッジを含む)で解説しています。
リナックスアカデミー
「LAプログラマースクール」(Java・データベース)と「LAネットワークエンジニアスクール」(Linux・CCNA)の2本柱で、この分野では数少ない通学型です。Web制作やフロントエンド寄りのスクールとは異なり、インフラ・サーバーサイドに強いカリキュラムを持ちます。一般教育訓練給付金の対象コースがあり、教室で講師に直接質問しながら進めたい人にとっては、オンライン中心のこの分野では貴重な選択肢です。詳しくは通学型スクールの解説(リナックスアカデミーを含む)にまとめています。
インターノウス(エンジニアカレッジ)とプログラマカレッジ
どちらもインターノウス株式会社が運営する無料の研修・就職支援サービスで、エンジニアカレッジがインフラ系、プログラマカレッジのクラウドエンジニアコースがサーバ・データベース・ネットワーク系という住み分けです。受講料・テキスト代とも一切かかりませんが、エンジニアカレッジは目安30歳以下、プログラマカレッジは原則20代という年齢の前提があります。無料である理由は就職先企業からの協賛金モデルで、紹介される企業の傾向は事前に確認しておいた方がよい点です。詳しくはインターノウスの評判は?とプログラマカレッジの評判は?で解説しています。
Web開発系スクールの中でAWSに触れる選択肢もある
インフラ・クラウドを専門にしないまでも、Web開発系のスクールの中にAWSなどのクラウド知識を副次的に扱うところもあります。たとえばポテパンキャンプはRuby on Rails中心のカリキュラムですが、AWSの基礎にも触れる構成です。インフラを主軸にしたいなら上の8校、AWSやセキュリティに専用コースを持つ総合型なら3校の表、Web開発の延長でクラウドの基礎知識も持っておきたいならこうした付随的に扱うスクール、という3段階の使い分けができます。
インフラ・クラウドエンジニアの需要と年収相場
資格取得がゴールになりがちな分野ですが、実際に就いた後の待遇も確認しておきます。求人ボックス給料ナビ(2026年9月確認)によると、クラウドエンジニアの平均年収は545万円(月給換算45万円、初任給目安26万円、正社員の年収レンジ352万〜1,107万円)、インフラエンジニアの平均年収は510万円(月給換算42万円、初任給目安25万円、年収レンジ349万〜1,016万円)です。
| 職種 | 平均年収 | 月給換算 | 初任給目安 | 年収レンジ |
|---|---|---|---|---|
| クラウドエンジニア | 545万円 | 45万円 | 26万円程度 | 352万〜1,107万円 |
| インフラエンジニア | 510万円 | 42万円 | 25万円程度 | 349万〜1,016万円 |
フリーランスの案件相場ではさらに水準が上がり、クラウドエンジニアの月額単価は60万〜70万円程度(年収換算で720万〜840万円ほど)という調査もあります。ただしこれは実務経験を積んだ後の相場であり、未経験でスクールを卒業した直後の年収はここまで届かないのが実情です。資格取得(CCNA・LPIC・AWS認定等)はあくまで入り口で、実務経験を重ねるほど上記のレンジの上側に近づいていく職種だと理解しておくとよいでしょう。資格の勉強に追われていると、合格した時点でゴールに着いた気分になりがちですが、この年収の幅を見るかぎり、差がつくのは働き始めてからの年月のほうです。スクールを比べるときも、合格までの手厚さに加えて、その先でどんな実務に触れられそうかに目を向けたほうが納得のいく選び方になりそうです。
教育訓練給付金の対象になるか、AWS認定資格は独学でも取れるか
この分野は給付金の対象になる学校とならない学校がはっきり分かれます。対象コースを持つのはリナックスアカデミー(一般教育訓練)、RareTECH(2026年10月から専門実践の指定講座)、侍エンジニア(一部コース)です。一方、ネットビジョンアカデミー・CODE×CODEの2校について、教育訓練給付金(一般・専門実践)の対象講座であることを明記した公式情報は、2026年9月時点で調べた範囲では確認できませんでした。給付金の対象かどうかは講座ごとに個別指定されるため、対象になっているかどうかは無料相談・公式サイトで直接確認してください。なお、CCNA・LPICを扱うスクール全般で見ると、システムアーキテクチュアナレッジ(SAK)やパソコン教室ISAのように、一般教育訓練給付金の対象講座として明記しているところもあります。給付金の対象講座を条件に探したい場合は、当サイトの給付金が使えるプログラミングスクール一覧もあわせて確認してください。
AWS認定資格(クラウドプラクティショナーなど)については、AWS公式が無料の学習プログラム「AWS Skill Builder」を提供しており、スクールに通わなくても独学で取得を目指すことができます。クラウドプラクティショナーは65問・90分の選択式試験で、AWSの知識がゼロの状態からでも挑戦しやすい入門レベルの資格とされ、未経験から2週間ほどの学習で合格した例も紹介されています。「AWSを扱うから資格取得にはスクールが必須」というわけではなく、CCNA・LPICのように実技寄りの内容を体系的に学びたい場合や、独学でのモチベーション維持が難しい場合にスクールを検討する、という位置づけで考えるとよいでしょう。
インフラ・クラウド系で共通する挫折パターン
- 資格試験の暗記要素の多さに、実務未経験だとイメージが湧きにくい。CCNA・LPICともに試験範囲が広く、実務での使われ方が想像しづらいまま学習が停滞するケースが両校で指摘されています
- 短期間に学習が凝縮されている。ネットビジョンアカデミーは1ヶ月・160時間、CODE×CODEは16週間で、まとまった学習時間を確保できないと消化しきれません
- 言葉のイメージと実際の内容にギャップがある。「無料」の裏にある違約金の仕組み、「フルスタック」という名称と実際のネットワーク中心の内容など、表面的な言葉だけで判断すると想定と違うと感じやすくなります
インフラ・クラウドを学ぶ上で知っておきたいこと
- 資格試験(CCNA・LPICなど)の暗記要素が多く、実務未経験だと学習のイメージが湧きにくくモチベーションが続かないという声が両校に共通してある
- ネットビジョンアカデミーの無料コースは、対象年齢(19〜32歳)と就職先の勤務地(東京・大阪)に制約があり、条件に合わない場合はそもそも選べない
- 「無料」「フルスタック」のような言葉だけで判断せず、実際の仕組み・学習内容を確認してから申し込む必要がある
- Web開発系のスクール(Ruby・PHP・JavaScriptなど)と違い、コードを書く量は少なく、ネットワーク・サーバーの知識が中心になる
インフラ・クラウドを学べるスクールに関するよくある質問
無料で学べるスクールはありますか
ネットビジョンアカデミーの無料コースが該当しますが、19歳から32歳までという年齢制限があり、途中退校や就職辞退の場合に違約金(15万円程度とされる)が発生する可能性があります。仕組みを理解したうえで申し込むことをおすすめします。
プログラミング未経験でも学べますか
両校とも未経験者を想定したカリキュラムです。インフラ・クラウド分野はコードを書く量が少なく、Web開発系のスクールよりプログラミング未経験者が入りやすい領域とされています。
AWSは学べますか
CODE×CODEのクラウドエンジニアコースがAWS基礎を扱っていました(2026年10月17日時点で公式にコース案内は見当たりません)。ネットビジョンアカデミーはCCNA(ネットワーク)が中心で、AWSの扱いは限定的です。
資格は必ず取れますか
ネットビジョンアカデミーはCCNA合格率について公式サイトで99%前後、紹介記事では95%以上と案内されていますが、情報源によって数値に幅があります。資格試験自体は別途受験料がかかり、受験・合格を保証するものではない点に注意してください。
就職支援はありますか
ネットビジョンアカデミーは有料職業紹介事業の許可を持つ運営会社で、無料コースは就職支援と一体の仕組みです。就職先は東京・大阪の企業に限られる可能性があります。CODE×CODEは公式サイトにコースの案内が見当たらない状態のため、就職支援の詳細は申し込み前に運営会社へ問い合わせて確かめてください。
Web開発系のスクールとどちらを選ぶべきですか
目指す職種によります。サーバー・ネットワークの構築・運用を担当したいならインフラ・クラウド、Webサービスやアプリを作りたいならRuby・PHP・JavaScriptなどの開発系言語が向いています。当サイトのプログラミング言語の選び方もあわせて参考にしてください。
教育訓練給付金は使えますか
学校によって分かれます。リナックスアカデミーは一般教育訓練給付金の対象コースを持ち、RareTECHは2026年10月から専門実践教育訓練の指定講座になるとされています。侍エンジニアも一部コースが対象です。一方、ネットビジョンアカデミー・CODE×CODEの2校については、教育訓練給付金の対象講座であることを明記した公式情報は確認できませんでした。対象かどうかは無料相談時に必ず確認してください。CCNA・LPIC分野では給付金対象を明記する他のスクールもあるため、給付金の利用を前提にするなら給付金が使えるプログラミングスクール一覧もあわせて確認するとよいでしょう。
未経験から目指せる年収はどのくらいですか
求人ボックス給料ナビ(2026年9月確認)によると、クラウドエンジニアの平均年収は545万円、インフラエンジニアの平均年収は510万円です。ただしこれは実務経験者を含めた全体平均で、未経験でスクールを卒業した直後の年収はこれより低い水準から始まるのが一般的です。資格取得はあくまで入り口で、実務経験を積むほど年収レンジの上側に近づいていきます。
CCNAとAWS認定、どちらから取るのがよいですか
目指す進路で変わります。ネットワーク機器の設定・運用を扱うSES・運用保守の求人が中心ならCCNAが対応し、ネットビジョンアカデミー、ウズウズカレッジ、リナックスアカデミーがこの範囲をカバーしています。クラウド環境の構築・運用を扱う求人を狙うならAWS認定で、ウズウズカレッジのAWSコース、CODE×CODEのクラウドエンジニアコース、RaiseTechのAWSフルコースが該当します。未経験からの入口としてはCCNAの方が求人数が多い一方、クラウドの方が単価は上がりやすい、という違いがあります。
無料のインフラ系スクールはなぜ無料なのですか
就職先の企業から紹介手数料や協賛金を受け取るモデルだからです。インフラ分野はSES・運用保守の人材需要が高いため、このモデルが成立しやすく、Web開発系より無料枠が多くなっています。その代わり、ネットビジョンアカデミーは19〜32歳、インターノウスは目安30歳以下、プログラマカレッジは原則20代、GEEK JOBのスピード転職コースは20代限定・審査ありと、年齢や選考の条件が付きます。またネットビジョンアカデミーには途中退校時の違約金の定めがあるとされているため、申し込み前に条件を確認してください。
まとめ
インフラ・クラウド分野は、資格試験(CCNA・LPIC)と結びついた学習が中心で、コードを書く開発系のスクールとは性質が異なります。費用を抑えたいならネットビジョンアカデミー、実機演習を安く試すならササエルの初級、AWSまで含めるならウズウズカレッジやRaiseTechが候補になりますが、無料コースの違約金やコース名と実際の内容のギャップなど、申し込み前に確認すべき注意点がそれぞれにあります。
参考:各スクール公式サイトの情報(2026年9月確認)。ササエルとCODE×CODEは2026年10月17日に次の公式ページで再確認しました。料金・コース内容は変更される場合があるため、申し込み前に必ず公式の最新情報を確認してください。
- ササエル コース・料金:https://www.sasa-yell.tech/pages/course、上級コース:https://www.sasa-yell.tech/pages/advanced、特定商取引法に基づく表記:https://www.sasa-yell.tech/pages/tokushoho
- CODE×CODE 特定商取引法に基づく表記:https://codexcode.jp/legal-information/
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